住宅展示場に建設された人気のモデルハウスは抽選になることも
住宅展示場に建設された人気のモデルハウスは抽選になることも
モデルハウスは本来住宅メーカーや工務店が自らの技術を多くの人に知ってもらうために建てるものであり、あくまでも展示のための住宅であると考えている人が多いものです。
しかし実際にはこれを建てるために様々な費用が発生しているため、多くの住宅メーカーや工務店では最終的には売却することを考え建設していることが少なくありません。
モデルハウスのポイントは住宅そのものの構造や見た目の美しさにありますが、同時にこれを引き立てるために周辺の立地にも配慮していることが多いものです。
すなわち周辺環境も非常に良いところである場合が多いため、売却する際には住み心地が良いと多くの人が購入を希望し、抽選になることも少なくありません。
モデルハウスはその会社が住宅を販売するために非常に重要なものであるため、最先端の技術や自信のある工法等をふんだんに採用していることが多いものです。
さらに立地が良い場合が多く、展示品であるために安く購入できるケースが多いことから、売却時には希望者が殺到し抽選になることが多いので、この点を意識することが大切です。
モデルハウスとオープンハウスの違いについて
モデルハウスとオープンハウスは、どちらも実際の住宅に一般の人が見学に訪れ、実際に中に入って体験できる点では同じですが、両者には違いもあります。
その違いは、既に特定のオーナーがいる住宅がオープンハウスであり、まだ特定のオーナーはいないか、あるいはそもそも販売目的で建築されたものでないのがモデルハウスということです。
簡単に言えば、後者はある特定の人による注文住宅であり、実際にその人が居住を開始する前にPRなども兼ねて一般の人向けに内部を公開していることになります。
既にオーナーが決まっている新築住宅ですので、傷つけたり壊したりするようなことが間違ってもないように特に注意しなければなりません。
これに対してモデルハウスはある特定の人に販売が決定しているわけではなく、純粋に住宅メーカーのPRとか広告宣伝目的のものとなります。
一定期間の公開後には販売されることもありますが、そうではないケースも多く存在します。